■六葉金具(ろくようかなぐ)とは
木造建築で、大釘の釘頭を隠すために使用される釘隠し(釘覆い)用の金具。
六葉型という形状は、対角線を結んだ際に「水」という文字が現れることから、「火伏の象徴」として木造建築物の装飾に使用されるようになったという説がある。
つるりとした表面でシンプルな古代型、精緻な彫り模様入りの普通型とがある。室内や目の届く場所には普通型、屋外や高い場所には手入れのしやすい古代型が好まれる傾向がある。
本来は中央部分の足が打ち込むための楔状になっているが、真芯にあたる部分に釘が打てない場合には小釘で止められるよう(ネジ足式)に仕様変更が可能。※1.5寸を下回るものは変更
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釘隠し 形状別用途
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一般的に、平たい唄金具は地覆長押(じおおいなげし)に、より装飾的な六葉金具は腰長押と内則長押(うちのりなげし)に用いられる。衣服などが六葉金具の樽口(たるくち)に引っかかるのを防ぎたいという場合、腰長押などにもあえて唄金具が用いられることもある。
唄金具より高さのある乳唄は、主に閂鎹の割足や鏡柱を貫通した肘金の柄を隠すために使用され、主に門扉・門柱に用いられる。
また、賓客を迎える客間や仏間には敷座入りの豪華な釘隠しを、廊下などには敷座なしのものを、というように使い分けることが多く、同じ形であれば外に近いものを黒や青銅色、室内は金色などといったように色で使い分けることもある。
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釘隠しの成型方法について
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打物とは一枚の板金から槌やプレス型で形を打ち出して成型するもののことをいい、京都製錺金具としてご紹介するこれらの六葉釘隠しは、微妙な形の調整や仕上げを職人の手によって行っています。
大量生産・廉価販売を目的とした金具はその目的のせいで造形の作り込みに限界がありますが、こちらのお品であれば、キレのあるくびれと豊かな膨らみ、強靭さとなよやかさを併せ持つラインの美しさをお手頃価格で実感していただけることでしょう。
丁寧につけられたあらゆる曲線や、美しく光を反射するシノギの稜線は、正面だけでなく斜めや下方向から金具を眺めた際に、特にその視覚効果をご実感いただけることと思います。
また、打ち物であれば、安価な鋳造品では避けられない「巣穴(鋳物内部の空洞)の湿気による内部腐食」の心配もありません。内側をへこませた中空の構造ですので軽量。施工が楽なのはもちろん、万が一の落下被害を軽減することができるという利点もあります。
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設置方法
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設置場所にあらかじめ下穴を開け、当て布などをして変形しないように木槌で打ち込みます。
また、釘穴からの緑青吹きや錆の発生が設置後まもなく起こった場合、建材の材木自体に塩分が残留している可能性がございます。その場合、金具を新しいものに変えたとしても、材から染み出る湿気と塩分のせいで何度でも腐食します。
金具をいったん取り外して長押材の打ち込み部分に埋木を施すなどの施工が必要になりますので、そういった場合は建築業者とご相談下さい。
【ご注意下さい】
異なる金属同士を接触させると、湿気・水気が電解水となって高電位の方の接触部に激しい腐食(異種金属接触腐食)が起こります。
共金具でない施工にはくれぐれもご注意下さい。
材質 | 真鍮地に本金メッキまたは焼付塗装 |
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寸法 | 7.0寸 |
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免責 | 手造品につき寸法や模様に些少のばらつきが生じる場合がございます。また、表面のくぼみや裏面の赤っぽいものは、サビなどではなく色揚げの際のコーティング液等の色ムラです。 手造品の特徴としてご了解の上ご購入下さい。
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【錺金具 錺金物 飾り金具 釘隠し 飾り釘 懸魚 外装金具 内装金具 建築金具 社寺建築 寺社建築 寺院建築 寺院用 お寺用 神社用 お宮用 厨子 本殿 蔵 和風建築 日本建築】" target="_blank" tabindex="-1">
■六葉金具(ろくようかなぐ)とは木造建築で、大釘の釘頭を隠すために使用される釘隠し(釘覆い)用の金具。
六葉型という形状は、対角線を結んだ際に「水」という文字が現れることから、「火伏の象徴」として木造建築物の装飾に使用されるようになったという説がある。
つるりとした表面でシンプルな古代型、精緻な彫り模様入りの普通型とがある。室内や目の届く場所には普通型、屋外や高い場所には手入れのしやすい古代型が好まれる傾向がある。
本来は中央部分の足が打ち込むための楔状になっているが、真芯にあたる部分に釘が打てない場合には小釘で止められるよう(ネジ足式)に仕様変更が可能。※1.5寸を下回るものは変更
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釘隠し 形状別用途――――――――
一般的に、平たい唄金具は地覆長押(じおおいなげし)に、より装飾的な六葉金具は腰長押と内則長押(うちのりなげし)に用いられる。衣服などが六葉金具の樽口(たるくち)に引っかかるのを防ぎたいという場合、腰長押などにもあえて唄金具が用いられることもある。
唄金具より高さのある乳唄は、主に閂鎹の割足や鏡柱を貫通した肘金の柄を隠すために使用され、主に門扉・門柱に用いられる。
また、賓客を迎える客間や仏間には敷座入りの豪華な釘隠しを、廊下などには敷座なしのものを、というように使い分けることが多く、同じ形であれば外に近いものを黒や青銅色、室内は金色などといったように色で使い分けることもある。
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釘隠しの成型方法について――――――――
打物とは一枚の板金から槌やプレス型で形を打ち出して成型するもののことをいい、京都製錺金具としてご紹介するこれらの六葉釘隠しは、微妙な形の調整や仕上げを職人の手によって行っています。
大量生産・廉価販売を目的とした金具はその目的のせいで造形の作り込みに限界がありますが、こちらのお品であれば、キレのあるくびれと豊かな膨らみ、強靭さとなよやかさを併せ持つラインの美しさをお手頃価格で実感していただけることでしょう。
丁寧につけられたあらゆる曲線や、美しく光を反射するシノギの稜線は、正面だけでなく斜めや下方向から金具を眺めた際に、特にその視覚効果をご実感いただけることと思います。
また、打ち物であれば、安価な鋳造品では避けられない「巣穴(鋳物内部の空洞)の湿気による内部腐食」の心配もありません。内側をへこませた中空の構造ですので軽量。施工が楽なのはもちろん、万が一の落下被害を軽減することができるという利点もあります。
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設置方法――――――――
設置場所にあらかじめ下穴を開け、当て布などをして変形しないように木槌で打ち込みます。
また、釘穴からの緑青吹きや錆の発生が設置後まもなく起こった場合、建材の材木自体に塩分が残留している可能性がございます。その場合、金具を新しいものに変えたとしても、材から染み出る湿気と塩分のせいで何度でも腐食します。
金具をいったん取り外して長押材の打ち込み部分に埋木を施すなどの施工が必要になりますので、そういった場合は建築業者とご相談下さい。
【ご注意下さい】
異なる金属同士を接触させると、湿気・水気が電解水となって高電位の方の接触部に激しい腐食(異種金属接触腐食)が起こります。
共金具でない施工にはくれぐれもご注意下さい。材質 | 真鍮地に本金メッキまたは焼付塗装 |
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寸法 | 7.0寸 |
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免責 | 手造品につき寸法や模様に些少のばらつきが生じる場合がございます。また、表面のくぼみや裏面の赤っぽいものは、サビなどではなく色揚げの際のコーティング液等の色ムラです。 手造品の特徴としてご了解の上ご購入下さい。
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【錺金具 錺金物 飾り金具 釘隠し 飾り釘 懸魚 外装金具 内装金具 建築金具 社寺建築 寺社建築 寺院建築 寺院用 お寺用 神社用 お宮用 厨子 本殿 蔵 和風建築 日本建築】" alt="京都製 錺金具 釘隠し 六葉 普通型 7.0寸 真鍮地に本金鍍金 メッキ or焼付塗装 黒色 コレクション 仕様 打込式 ネジ足式 小釘付き">