初めてお誕生日を迎えた頃から小学校の中学年程度のお子様を対象に設計した手作りの複合型室内木製遊具です。雨降りや酷暑、木枯らしの季節、流行性疾病の心配な時期でも、昼夜の別なくお家で楽しく遊ぶことができます。 主材料は国産桧木の40と45㎜角材と板、直径24、28、30㎜の広葉樹とホワイトアッシユの丸棒です。また、ボルダリングのホールドには家具等に使われる海外産アサメラや国産の欅等の銘木を使いました。仕上げ塗装は、木質の保護と天然木本来の肌触りを保ち、お子様の健康とお母様の安心に配慮した米ぬかを原料とする自然塗料キヌカのオイル仕上げです。 初めての方でも、組み立て解説図を見ながら組立と分解ができます。付属の六角レンチを使い、金具で結合する組立式なので運搬や収納も便利です。 最初の写真は正面から見たフル装備の基本型です。全長245㎝、奥行き157㎝、高さ145㎝、重さ約90kgです。滑り台全長は85㎝、巾33.5㎝、滑り始め高さは44㎝、傾斜は35度です。また、長さ120㎝、直径28㎜の高さ調節可(58、77、95㎝)の木製鉄棒と高さ125㎝、太さ8㎝のブランチ付き木登り棒(滑り止めに肌に優しい綿ロープ巻き)があります。上がり下りが楽で、安全な三枚のアスレチック踏み段を備えたジャングルジムの内径は約35㎝で伸び伸びと動けます。雲梯本体は長さ130、幅48㎝で、7バー、お子様の成長に合わせて、高さ86、114、143㎝に高さ変更ができます。右側のジムから雲梯へ、さらに左側のジムや階段を経て滑り台へと移動することを想定し、連続的な一連の変化に富んだ動きができるようになっています。また、鉄棒や木登りとボルダリングにも挑戦可能で、右から左、そして前や後ろ、もとの右ジムへと飽くことのない子供たちの冒険心を満足させ、多彩な運動や達成感が得られるよう工夫しています。 写真2枚目は、全体を斜め上から、３枚目はコンパクト仕様、4枚目はブランコと後に鉄棒、5枚目はボルダリング、6枚目はアスレチック階段、7枚目はブリッジ、8枚目は左右のジムを合体した状態とブランチ付き木登り棒、9枚目は、崖の取り付け位置を示す工房マスコットキャラクターのムーちゃん、最後は組立全部材です。大型のため設置して遊ぶには畳の面積にして六畳間以上のスペースが必要です。